現在

スポーツ用品店やドラッグストアーだけでなく

コンビニやスパーでも、サプリメントが売られています。
 

そんな身近なサプリメントですが、

「サプリメントで健康被害」

なんて、ニュースもあるのが事実です。

では、サプリメントは、
体に良いものなのでしょうか？
それとも危ないものなのでしょうか？

この疑問に答える前に、
はじめに知っていてほしいことがあります。
 

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それは、サプリメントは薬ではなく、
食品の一種だということです。
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この話を聞くと、
当たり前に感じるかもしれません。
 

しかし、ちょっと待ってください。

なぜこの話をしたかというと、
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サプリメントを薬のように、
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思っている人が多いからです。
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どういうことか説明する前に、
【薬】とは何かをお話します。

薬は、日本の薬事法で、

「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に
使用されることが目的とされている物」

「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を
及ぼすことが目的とされている物」

という説明文があります。

つまり、病気が治るなど、身体にはっきりと変化が
現れるくらい効果が出るのが【薬】なのです。

しかも薬には、少量ですぐに効果が出るものが
たくさんあります。

一方食品は、日常生活のエネルギーを作り出したり、
体を構成する成分を補うなどの効果があります。

つまり、体を劇的に変化させるというよりは、
生きて行くために必要な栄養素を補うのが、
食品なのです。
 

ここで話を戻して、最初にサプリメントは、
食品だとお話ししました。

でも、多くの人は、
”飲んだらすぐに効果が表れる”
と思っています。
 

でも、飲んですぐに効果が表れるのは薬です。
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ここが、多くの人が勘違いしている
ポイントなのです。

現在日本では、薬のような効果のある
サプリメントは販売できません。
 

そのため、サプリメントは、
薬ではなく食品の区分に入っています。

サプリメントは、食品である以上、
薬のように短期間で劇的な変化は期待できません。
 

しかしその分、薬のような副作用の
心配はほとんどありません。
※ただし、服用中の薬や病気があるときは注意が必要

ここまで聞いて、

「そうか、サプリメントは安全なんだ」

と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

サプリメントといっても、
過剰に摂取した場合、
健康被害が出る危険性があります。

身近なものですと、
ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンや、
各種ミネラルなどです。

これらを、過剰に摂取すると
健康を害する危険性があります。

「過ぎたるは及ばざるが如し」
 

ということわざがありますが、
いくら健康によいと言われているものでも、
取り過ぎはよくありません。
 

これは、サプリメントだけでなく、
一般の食品も同じですのでご注意ください。

サプリメントを取るときは、
パッケージに書かれている分量を
守るように注意してください。